プロフィール

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のぞむについて

1975年生まれ。

子どもの頃から頭痛持ちだった。

学校を休むほどではなかったけど、定期的に頭が痛くなる体質で、市販の鎮痛剤が手放せなかった。大人になってからも同じで、「頭痛くらいどうってことない」という感覚がずっとあった。

だから34歳のある夜、数日前から続いていた頭痛を「仕事の疲れだろう」と思ってしまった。いつものことだと。

でもそれは、脳梗塞の前兆だった。

一人暮らしの部屋で倒れた。

救急車を自分で呼んだ。ICUで1週間過ごした。リハビリ専門病院に転院して、少しずつ歩けるようになって、ようやく社会に戻った。

それから十数年が経った今、心不全と糖尿病も抱えている。脳梗塞の後遺症——温痛覚麻痺、複視、嚥下障害、多汗症など——は完治していない。おそらく一生この状態で生きていく。

病気になったことを悔やんでも仕方ない。それより今こうやって生きていることを喜びたい。

それが今の、偽らざる気持ちだ。


このブログを始めた理由

入院中、暇だったのでブログを書き始めた。

最初は日記代わりだった。ICUを出て、一般病棟に移って、リハビリをして。その日あったことを書いていた。でも書いているうちに気づいたことがある。

「30代で脳梗塞になった人間の話」を、当事者として書いている人間がほとんどいない。

脳梗塞は高齢者の病気だと思っている人が多い。俺もそう思っていた。34歳で発症するまでは。

若くして脳梗塞になった人は、俺以外にもいるはずだ。倒れた後、どうすればいいかわからなくて途方に暮れている人も、いるはずだ。家族が突然倒れて、何も情報がなくて不安な人も、いるはずだ。

そういう人に向けて書こうと思った。

自分の闘病経験が、誰かの「まさか自分が」を防ぐヒントになれば、このブログを書く意味があると思っている。


病歴と後遺症

俺が抱えている3つの病気と後遺症については、それぞれ別のページにまとめています。

体験記を読む前に、まず俺がどういう状態の人間かを知っておいてもらえると、記事の内容がより伝わると思います。

病歴
34歳で脳梗塞を発症し、十数年後に心不全・糖尿病も発覚。のぞむが経験してきた3つの病気の経緯を、時系列でまとめています。
後遺症
脳梗塞による右顔面・左半身の温痛覚麻痺、複視、平衡感覚の障害、多汗症——のぞむが現在も抱える後遺症を、症状ごとに詳しく解説しています。

読んでくれているあなたへ

脳梗塞になったばかりの人、リハビリ中の人、後遺症と付き合い続けている人、家族が倒れてどうすればいいかわからない人。

このブログに来てくれた理由は人それぞれだと思う。

俺が伝えられることは、「体験談」しかない。医者でも専門家でもないから、正確な医療情報は別のところで確認してほしい。でも、「同じような経験をした人間が実際にどう感じて、どうやって生活を立て直したか」は、当事者にしか書けない。

「まさか自分が」と思っていた人間が、こうやってブログを書いている。

それだけで、少し楽になってもらえる人がいれば、それでいい。

第1話|倒れる前夜、俺はなにも知らなかった
その数日前から、頭痛が続いていた。といっても、仕事で疲れた時によくある、あの感じだ。市販の薬を飲んで、マッサージに行って、なんとかごまかしていた。それ以外はいつも通り。34歳、独身、一人暮らし。何も変わらない普通の平日だった。いつものように…

本サイトの掲載内容についての注意

本サイトは医療機関ではありません。34歳で脳梗塞を経験した当事者が、自身の体験と公的機関・医療機関の情報をもとに執筆しています。症状や治療については、必ず医師にご相談ください。


著者:のぞむ(脳梗塞・心不全・糖尿病の当事者) 自分の闘病経験が、誰かの「まさか自分が」を防ぐヒントになれば、このブログを書く意味があると思っています。 ※この記事は当事者の体験と公開情報をもとに作成しています。医療上の判断は必ず医師にご相談ください。

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