体験談

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多汗症治療を決意するまで――手術も費用も怖かったけど、やるなら今しかないと思った日

制汗スプレーも鍼も効かなかった。手術への不安、費用の心配——それでも「やるなら今しかない」と多汗症治療を決意したのは、転職がきっかけだった。
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多汗症との出会い――脳梗塞が「汗」まで変えた

脳梗塞を発症後、おでこからの汗が止まらなくなった。季節も関係なく、じっとしていても滝のように流れる汗。「雨に濡れてきたの?」と聞かれるほどの多汗症との戦いが始まった。
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第7話|後遺症と、その後の話

退院してから、生活は一変した。よい意味で。朝一番で血圧を測る。暇があれば筋トレをする。食事のカロリーを気にする。道路の段差や凸凹が気になる。ワイン一杯で酔っ払う。コンビニで売っているものの種類に驚く。入院前には全く意識しなかったことが、見え...
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第6話|退院、そして「ただいま」

1月に入り、退院に向けた準備が始まった。ソーシャルワーカーとの面談があった。ソーシャルワーカーとは、入院生活から退院後の社会復帰までをサポートしてくれる人のことだ。日常生活については、外出以外はほぼ一人でできるレベルまで回復していた。ただ仕...
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第5話|転院と、ささやかな日々

入院から約3週間が経った頃、転院することになった。最初の病院は急性期病院だ。命の危機を脱したら、次はリハビリ専門の病院に移る。それがこの病気の流れらしかった。転院前夜、ブログにこう書いた。「アイスブログの影に隠れて気づいていない人もいるよう...
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第4話|リハビリ、思ってたんと違った

一般病棟に戻り、本格的なリハビリが始まった。リハビリと聞いて、最初に何をイメージするだろうか。俺はなんとなく、軽い体操とかストレッチとか、そういうものを想像していた。全然違った。リハビリは3種類あった。理学療法、作業療法、言語療法だ。理学療...
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第3話|ICUに放り込まれた話

検査から一晩が経ち、朝になっていた。体調は最悪だった。唾液が飲み込めないまま肺に少しずつ流れ込んでいたらしく、肺炎になっていた。高熱が出ていた。脳血管のダメージもある。ということで、ICU(集中治療室)で1週間ほど経過観察することになった。...
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第2話|救急車を、自分で呼んだ

インターホンが鳴った。オートロックを解除して、玄関の鍵を開ける。それだけのことが、信じられないくらい大変だった。救急隊員が部屋に入ってきた瞬間、変な安堵感があった。このまま誰にも気づかれずに死んでいくことは、もうない。一人暮らしで倒れた人間...
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第1話|倒れる前夜、俺はなにも知らなかった

その数日前から、頭痛が続いていた。といっても、仕事で疲れた時によくある、あの感じだ。市販の薬を飲んで、マッサージに行って、なんとかごまかしていた。それ以外はいつも通り。34歳、独身、一人暮らし。何も変わらない普通の平日だった。いつものように...